両脇の手術だと入院が必要な場合も
わきが治療について検索するといろいろなクリニックのホームページがヒットするはずです。
そのようなWebサイトを見てみると、「入院の必要なし!日帰り手術」のようなコピーが掲載されているはずです。
わきが治療は確かに入院の必要なく、その日のうちに帰宅できるものが多いです。
しかし例えば両脇を同時に手術する場合、体への負担がかなり大きくなるかもしれません。
その場合、1泊2日程度の入院をした方がいい場合もあります。
手術前に医者から説明があるはずなので、アドバイスを聞いて入院するかどうか判断しましょう。
保険診療での費用は?
入院してわきが治療を行うとなると、美容クリニックではなく病院での治療になるでしょう。
美容クリニックでは、入院用のベッドを用意していないことが多いからです。
病院でわきが治療するとなると、保険診療になる可能性は高いです。
この場合、治療費の3割負担になります。
わきがの手術を受けるにあたって、麻酔や検査代など含めて治療費だけでも4~5万円が相場と考えましょう。
そこに入院費用が上乗せされます。
数日単位の入院となれば、もう3~4万円くらいかかると考えておきましょう。
つまり総額7~9万円くらい費用が掛かると想定しておくといいです。
退院した後も通院する必要が
数日入院して、特に術後問題が起こらなければ、退院という運びになります。
しかし退院した後も、定期的に通院して経過観察する必要があります。
一般的なペースとして、術後2日目に退院して、5日目に再診という形になるでしょう。
この時、患部のチェックを行います。
そして術後14日目前後に抜糸の処置を施します。
抜糸をした後で、患部に何か異変が起きる可能性も否定できません。
そこで術後1か月経過したところで、再度診察を受けます。
ここで傷口を再確認して、問題なければ、治療は完了です。
抜糸の段階で日常生活にほぼ完全に戻ってかまいません。
1か月後に問題なければ、激しい運動も認められます。
全身麻酔を使ったら入院も
両わきを一気に手術する以外にも、片わきずつ段階的に治療する方法もあります。
片わきの場合、入院する必要はありません。
しかしこの場合でも、局所麻酔ではなく全身麻酔を使って手術をする場合、数日間の入院が必要になります。
局所麻酔は体にかなりの負担がかかるからです。
片側ずつ手術する場合、大体1か月以上はインターバルを開けるように医者から指示されるでしょう。