手軽にできるわきが治療とは?

注射は簡単にできる

ワキガの治療にはいくつか選択肢があります。
あまり時間をかけずにお手軽に治療したいと思っているのであれば、注射による治療がおすすめです。
メスを使わないのでダウンタイムが少なく済みます。
その日のうちに帰宅して、ほぼいつも通りの生活をしても問題ありません。
ボツリヌスなどの薬剤を注入することで汗の分泌を抑制します。
アポクリン腺から分泌される汗によって臭くなるので、汗が出にくくなれば、それだけ臭いにくくなるわけです。

5~10分程度で簡単に終わる

注射によるワキガ治療の場合、短時間で完了してしまうのが特色です。
処置にかかる時間は5~10分程度なので、あっという間に終わってしまいます。
処置後のダウンタイムもあまり時間をかける必要もありません。
昼休みや帰宅途中のちょっとした時間で施術を受けられます。
日常生活における制約もほとんどありません。

注射の注意点

注射による治療は、抜本的にワキガを治す治療法ではありません。
薬剤の効果が時間の経過とともに弱まれば、また臭いが気になるでしょう。
個人差もありますが、大体半年に1回くらいのペースで通院しなければなりません。
また注射治療は軽度のワキガの方を対象にしています。
中~重度のワキガの場合、注射しただけでは臭いが収まらない可能性もあります。
施術前のカウンセリングで、医師の説明を十分聞いておくべきです。

ミラドライという選択肢も

ミラドライといってメスを使わずに治療する方法もあります。
マイクロ波を照射することで、アポクリン腺を破壊する治療法です。
アポクリン腺はひとたび破壊されると再生することはありません。
つまりワキガの根治も十分期待できるわけです。
このミラドライ、従来の外科手術と比較して、時間をかなり短縮できるのが特色の一つです。
ワキガの手術をするとなると、1時間半から2時間程度かかることが多いです。
しかしミラドライであれば、片側で20~30分、両脇でも40~60分程度で治療は完了します。

ダウンタイムも短い

ミラドライはメスを使わないので、傷跡が残る心配もありません。
施術後は多少患部が腫れる可能性はあります。
激しい運動や入浴は施術当日控えるように言われますが、それ以外はほぼ日常生活にその日のうちから戻れます。
世界的に権威のあるアメリカのFDAの承認を受けています。
世界的に厳しい安全基準のもとで承認をしているFDAのお墨付きを得ているので、高い安全性が担保されています。