結局安いのは費用対効果のいいわきが治療だった

最も安いのは注射だが…

ワキガ治療にはいくつか選択肢があります。
その中でも費用だけで比較すると、注射が最も安い価格で施術をお願いできます。
数万円程度で施術を受けられます。
ほかの治療法を見ると20万円とか30万円かかるようなものもあります。
そう考えると注射が最もお得なような感じがするでしょう。
しかし注射の場合注意しなければならないのは、対症療法に過ぎない点です。

ワキガの嫌なにおいの原因は、アポクリン腺から分泌される汗によるものです。
注射では薬剤によって、アポクリン腺の働きを抑制します。
そして臭いにくくするわけです。
しかしこれは抜本的な治療法ではありません。
しかも薬剤の効果は半永久的ではありません。
大体半年もすれば、臭いが戻ってくるといわれています。
つまりずっと臭いが気にならない状態を維持するためには定期的に注射を受けなければなりません。

保険診療を利用する

ワキガを抜本的に治療する方法として、手術があります。
わきの下を切開してアポクリン腺を除去するアプローチです。
アポクリン腺は再生しないので、しっかり取り去ることができれば効果は半永久的です。
また手術の場合、保険診療が可能です。
3割負担が適用するクリニックで治療をお願いする場合、4万円程度になるでしょう。
しかし手術の場合、傷跡が残るリスクがあるので注意しなければなりません。
わきの下のしわに合わせて手術をするので目立たないかもしれません。
しかしリスクをゼロにもできません。

また手術後しばらくはいろいろな制約が伴います。
血腫ができないようにわきの下を固定しなければなりません。
また激しい運動や入浴などもしばらく禁止になり、日常生活に支障をもたらす可能性にも注意しなければなりません。

多少費用が掛かってもミラドライがおすすめ

ミラドライは30万円前後かかるので、かなりの高額です。
しかしコスパという部分で見ると、なかなかの優等生ともいえます。
メスを使わないので、傷跡が残るような心配をする必要がありません。
しかもアポクリン腺をマイクロ波で破壊するので、その効果も半永久的に持続します。
ですから注射のように繰り返し通院して、施術を受けるような必要性もないでしょう。
そう考えると費用対効果で比較した場合、ミラドライはワキガをしっかり治したければ有力な選択肢になってくるといえます。
額面の値段だけでなく、効果の持続期間なども踏まえて、どれが最もコスパに優れているかという観点で比較しましょう。