切らないわきが治療をチェック

レーザー治療法

アポクリン汗腺とエクリン汗腺にレーザーを照射し、汗とニオイを抑える治療法です。
1回目の治療から効果を実感できますが、ニオイが周囲に気づかれないくらい減臭するには3~4回の治療が必要になります。
スポーツをしている人や、接客業をしている人など特にニオイを気にする場合は、6~8回くらい治療を繰り返すとよいでしょう。
レーザー治療のメリットは、ダウンタイムが無いことです。
腫れや傷もないため、治療当日から入浴やスポーツなど制限ありません。

マイクロ(電磁)波治療法

わきがのニオイの原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺にマイクロ(電磁)波を照射して、汗腺を破壊する治療法です。
わきがのレベルにもよりますが、1回照射で約50%、2回の照射で約70~80%の効果があると報告されています。
また、このマイクロ(電磁)波治療法で使用する機器は、わきが治療だけではなく、減毛効果もあるとして厚生労働省に認可されているのも魅力の1つ。
治療後1~2週間くらは腫れや痛みがありますが、ダウンタイムも短く、日常生活にすぐ戻れる点もメリットと言えるでしょう。

高密度焦点式超音波治療法

高密度の超音波をアポクリン汗腺やエクリン汗腺に集中させて、照射する治療法です。
この治療法は汗腺の層に合わせて熱損傷を与えるため、非常に高い効果が期待できるところに魅力があります。
わきがが重度の場合は2回治療することもありますが、ほとんどの人は1回で半永久的にニオイが気にならなくなるのです。
そのため、再発が気になる人におすすめの治療法と言えます。
また、高密度焦点式超音波治療法はダウンタイムが短いのもメリットの1つです。
治療後が赤みや軽度の熱傷を見られますが、その日から学校や会社に通えます。

高周波治療法

皮膚の表皮層を冷却版で冷やしながら、高周波を照射しアポクリン汗腺やエクリン汗腺にアプローチする治療法です。
この治療法の特徴は極細の照射針をわきに貫通させるところにあり、ピンポイントで高周波を照射できるため高い効果が期待できます。
これは臨床結果でも実証されており、高周波治療法を受けたほとんどの人が「ニオイが気にならなくなった」と満足しているのです。
また、わきだけではなく全身の多汗症の治療が行えるのも魅力の1つと言えます。

そんな高周波治療法には、他の組織にダメージを与えないというメリットもあります。
治療後が小さいかさぶたができますが、傷あとは一切残りません。
痛みや腫れもほとんどなく、当日の入浴も可能です。
そのため、1回の治療で効果を出したい人や、忙しくて時間のない人に向いているでしょう。