わきがになる原因
わきがはアポクリン腺から出た汗が、細菌に分解されることで強い臭いが発生します。
しかし臭いの量は、人によって異なります。
それは、アポクリン腺の汗腺量が人によって違うからです。
アポクリン腺の汗腺量は、体質によって決まっています。
そのため親族にわきがの人がいる場合、わきがになる確率が上がると言われています。
体質以外にも生活の影響によっても臭いは強くなります。
主に脂肪分の多い食事、過度なストレス、肥満傾向、ワキ毛の処置をしないなどが原因です。
原因を取り除くことによって、臭いを抑えるようにしましょう。
わきがを自分でケアする方法
わきがが気になったら、まずは自分でケアすることが大切となります。
できるだけ早くケアを行うことで、症状の進行を遅らせることが可能です。
わきがをケアするために最も重要なことが食生活です。
お肉や動物性のタンパク質、脂分などの過剰な摂取は、アポクリン腺を刺激しやすくなると言われています。
その結果、わきがに繋がってしまいます。
できる限り野菜や大豆製品などを意識的に多く摂取するように心がけてください。
食生活以外にも、脇を清潔に保つことも大切です。
細菌を繁殖させないようにすることで、臭いの発生を抑制することができます。
脇をやさしく洗うようにしましょう。
臭いが気になってしまい、力を入れて洗ってしまうと逆効果になってしまいます。
そのため脇に負担をかけないように、素手やタオル生地などで撫でるように洗ってください。
また少しでも汗をかいたときには、すぐに拭き取ることも大切です。
汗の拭き取りシートや清潔なタオルを使用して、こまめに拭き取るようにしましょう。
また汗が出る前に制汗剤などを使用するのも効果的と言われています。
さらに汗を吸収できるパットなども使用しましょう。
衣服によっては、汗がこもりやすいタイプもあります。
そのため衣服を通気性の良いものにすることで、臭いを抑制する効果が期待できます。
わきがの症状が変わらないなら
自分でケアを行っても、症状が改善しない場合もあります。
その時は、わきが治療を専門とするクリニックを受診してください。
専門とするクリニックであれば、症状に適した治療法やアドバイスを提案してくれます。
また専門的なアドバイスをもらうことで、症状の進行を抑制することに繋がります。
わきがは、きちんとした治療を行うことによって改善できます。
そのため決して一人で悩まないようにしましょう。